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相撲史神事と武道の華麗なる融合
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Vol.70 曙vs若貴兄弟

相撲ブームの火つけ役はいうまでもなく藤島部屋の兄弟力士、若花田、貴花田である。
兄の若花田は、一時は弟の陰に隠れそうになっていたが、平成4年に入って急成長をみせ、5月場所では曙と優勝を争うまでになった。相撲はしぶとく、うまさを感じさせるもので、若い頃の栃錦に似ているという者もいる。弟の貴花田は、人気の面では角界一で現在の相撲ブームはひとえに貴花田の出現によるところが大きい。史上最年少優勝を果たし、偉大なる伯父である二子山理事長から優勝賜杯を受けた。
若貴と同期で、彼らに対するライバル意識を持つのが曙である。204センチの巨人力士で、入門以来18場所勝ち越しの記録を引っ下げて上がってきたが、一時壁に当たった感じだった。その壁を突き破ってからは好調そのものであった。

さらに言えば、この時期は「ハワイ勢vs二子山勢」とも言える。曙(横綱)、武蔵丸(大関〜横綱)、小錦(大関〜平幕)という巨漢ぞろいのハワイ勢。貴乃花(大関〜横綱)、若乃花(大関〜横綱)、貴ノ浪(大関)という二子山勢。この6人で優勝を争っていた。さらに二子山勢には、歴代最多の金星を挙げた安芸乃島や、平幕優勝も経験した貴闘力といった刺客もいて、金星や銀星が同部屋の横綱や大関の援護射撃にもなっていた。図式的にも面白い時期であった。

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