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相撲史神事と武道の華麗なる融合
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Vol.59 立浪三羽ガラス

終戦後の土俵は、双葉山の引退によってぽっかりと穴が開いた状態だった。
最初に名乗りを上げたのは羽黒山であった。20歳という遅いデビューであったが、初土俵から3年、年間2場所しかない当時としては驚異的なスピード出世で横綱となる。身長179センチ、体重130キロと鍛え上げられた肉体は仁王様のようだといわれた。しかし、奈良巡業での結びの一番で、右のアキレス腱を切断してしまう。それからも再度アキレス腱を切断するが、引退するどころか12年余、横綱の座を守り続けた。
双葉山、羽黒山と並んで立浪三羽烏といわれたのが大関名寄岩だ。この人の人生は「律儀」の二文字に尽きる。19歳で出羽海部屋に入門し、取り口は単純明快だった。しかし、名寄岩の相撲人生はけがや病気との戦いに明け暮れた。十指に余る病気を背負い、ずるずると大関から陥落していったが、ぼろぼろの体に鞭打って38歳で関脇に返り咲いた。その根性、その闘志は人々を感動させ、映画や芝居にもなった。
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