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Vol.54 引き立て役に終わった男女ノ川

「昭和の巨人横綱」といわれたのが34代横綱の男女ノ川である。男女ノ川は21歳に高砂部屋に入門し、故郷の男女ノ川を四股名にして初土俵を踏んだ。身長193センチ、体重154キロの巨体、怪力が注目を集め、一時は部屋ゆかりの四股名、朝潮を名乗った。
昭和7年の春秋園事件のときは協会から脱退し、錦洋らと革新力士団を組織したが、同年暮れには協会に復帰する。翌年の春場所には番付外幕内別席で出場し、昭和10年5月に大関、翌年1月には横綱免許を受けた。
全盛期には向かうところ敵なしといった強さを見せた男女ノ川だが、右足に関節炎という爆弾を抱えており、そのため晩年には稽古もろくに出来ず、下半身のもろさが目立った。横綱昇進後は二度も負け越すなど、さんざんな成績で、後進の双葉山に押され気味で、結局は引き立て役に終わった印象がある。
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