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Vol.51 フグに倒れた沖ツ海

将来を期待されながら不慮の死をとげた力士は何人もいる。もし、あの力士が生きていたら、その後の相撲界はどうなっていたのかわからない。そんなふうにいわれる力士の一人に沖ツ海がいる。沖ツ海は大阪の千田川部屋に入門したのち、若藤部屋に移る。身長182センチ、体重116キロという均整のとれた柔らかい体で、左四つからの下手投げにはたいへん威力があった。
昭和8年秋、大関を目前にした沖ツ海は巡業で訪れた山口県萩の名物のフグを食べ、中毒を起こしてあっけなく死んでしまう。まだ23歳の若さであった。「もし沖ツ海が生きていたら、双葉山の69連勝もなかったのでは」とまでいわれ、その早すぎる死を惜しんだ。
フグ中毒で亡くなった力士は意外と多い。大正の後期、派手な取り口で人気を集めた美男の関脇の福柳伊三郎もその一人である。大関候補にはフグは鬼門のようだ。
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