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相撲史神事と武道の華麗なる融合
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Vol.27 高砂浦五郎の改革

新時代の到来は力士達に経済的な不安などをもたらした。年二回の相撲興業も何とか行えているくらいで、相撲は時代の波に押されて衰退の道を静かに歩んでいた。そんな無能無策の相撲会所に業を煮やし、明治6年(1873)に改革を叫んだのが前頭筆頭の高砂浦五郎だった。
相撲会所はそんな高砂を意見の衝突から除名したが、高砂は不満をもっていたほかの力士達とともに改正相撲組という集団を結成し名古屋で旗揚げをした。明治11年(1878)新旧抗争は警視庁の調停により高砂の東京相撲会所復帰という形で終結した。
復帰した高砂は東京相撲の実権を握り、旧態依然としていた弊害を改革していき、明治17年(1884)に行った天覧相撲は、衰退しつつあった相撲人気に火をつけて復興の道を開いた。明治22年(1889)東京相撲会所は東京大角力協会と名を改め、協会取締に就任したのは高砂であった。高砂は相撲の規則制定や組織・制度を整備して相撲の近代化に努めた。
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