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相撲史神事と武道の華麗なる融合
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Vol.6 皇位をかけた大一番

「源平盛衰記」には相撲で皇位を決定した話がある。文徳天皇(850〜858)の時、第一王子惟喬(これたか)親王と第4皇子惟仁(これひと)親王が皇位継承権をめぐり争った。惟喬親王は紀名虎(きのなとら)を、惟仁親王は伴善雄(とものよしお)を代表とし、相撲で勝負をした。勝負は善雄の勝ちで、惟仁親王は清和天皇となった。清和天皇は源氏の祖となるのだが、この話は正史には出てこず「源平盛衰記」ならではの作り話かもしれない。
国宝にもなっている「伴大納言絵巻」の伴大納言とは伴善雄のことで、この絵巻には応天門の変をめぐる陰謀で流罪にされるまでの物語が描かれているのだが、大一番に勝った末路は哀れだったようだ。
宮中相撲は現在の相撲にとって大きな意味を持つ。相手を死にいたらしめる技は禁じ、相撲そのものを洗練し、基本的な形態を形成した。
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