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相撲史神事と武道の華麗なる融合
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Vol.3 豊作を祈願する相撲

神亀2年(725)、全国的な凶作を鎮めるために、聖武天皇は21カ所の大社に勅使を派遣して神の加護を祈念した。すると翌年は大豊作。感謝を表すために各社の神前で奉納相撲を行った。現在でも神事相撲は盛んで、島根の出雲大社を始め、建御雷神を祀る鹿島神宮や建御名方神を祀る諏訪大社など、全国の主だった神社で奉納相撲が行われている。
庶民の間では、近隣の村と較べてどちらが豊作かを占うため、村の力自慢を闘わせて、その勝敗で豊凶を占うという風習があった。秋になり実際に豊作が叶ったときは、感謝の意をこめて奉納相撲も行った。こうした豊作祈願を込めた村相撲は、古くから全国各地で行われていた。
目に見えない稲の精霊と相撲を取り、最後に人間が負かされ、自然の力を称えるという愛媛県越智郡大三島町の「一人角力」や、田んぼの中で取り組み体に泥がたくさんつけば一家の豊作と健康に恵まれるという奈良県桜井市の「どろんこ相撲」など、変わったものもある。
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