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31.当世外国力士事情
相撲秋場所の新弟子検査申請が締め切られた。入間川部屋からは、黒海の弟ジョルジ・ツァグリア・メラブ(18歳)が受検することになっている。同じグルジア人のジュゲリ・テイムラズ君(18歳)は木瀬部屋に所属が決まり、11月場所に受検する予定だ。この2人の角界入りをもって、しばらく外国人力士は誕生しそうにない。
日本相撲協会は外国人の角界入りを制限している。かつて外国人力士は「総枠40人。1部屋2人まで」とされていた。それが2002年2月の理事会で、総枠が取り払われ、「1部屋1人」に変更された。露鵬と白露山の兄弟が異なる部屋に所属しているのもそのためだ。外国人枠などない時代に入門した大島部屋(旭鷲山、旭天鵬)などには複数の外国人力士がいるため、現在の外国人力士数は59人。国籍は12カ国にものぼる。
国人力士を入れない部屋もある。伊勢ノ海、中村、峰崎、春日野の4部屋だ。「まず日本人力士を育てるのが先。私が親方の間は外国人を入門させない」と語るのは伊勢ノ海親方(もと関脇・藤ノ川)。北の湖理事長も「今後も外国人枠を広げる考えはない」と話している。
だが多くの部屋は、国籍がどこであれ、素質ある若者の入門は拒まない。弟子が活躍して番付を上げていけば、部屋の財政も潤うし、新たな弟子の獲得にも拍車がかかる。そして、自分の手で横綱や大関を誕生させたいという思いは、全ての師匠が持っている。ハングリー精神があり、体格にも恵まれた外国人力士なら、その夢を叶えてくれるかもしれない。たった1つの「外国人枠」使わない手はない。
挿絵と文章は関係ありません
場所(平成17年9月)の幕内力士42人中、外国人力士は12人を数える。4人に1人が外国人力士という状況だ。これが平幕上位から三役に集中している。優勝や三賞を獲得する確率も高い。頂点に君臨する唯一の横綱も外国人。もはや日本の国技・大相撲における日本人力士の存在感は風前の灯と言っていい。
日本人力士の弱体化、現代っ子のひ弱さを指摘する向きもあるが、私はそうは思わない。力士の枠を世界各国に広げた結果、それだけ多くの才能が集まって来たに過ぎない。ましてや各部屋ともたった一人しか入門できないとあっては、親方衆も選びに選びぬいた有望株をスカウトしている。彼らが活躍しないほうがおかしいと言うものだ。
本相撲協会は大相撲の海外普及に努めてきた。力士たちは「はだかの親善大使」として世界各国で公演を行ってきたし、世界選手権も毎年開催している。長野オリンピックでは各国のプラカードを持って入場行進もした。その甲斐あって、相撲の認知度は高まり、相撲を志す外国人も増えてきた。
相撲協会は、大相撲のあり方を今一度考える時期に来ている。国際スポーツとして広く外国人力士に門戸を開けるのか、日本人力士が活躍し続けられるように門戸を閉ざすか。現在のように、海外の相撲愛好者を増やす一方で、相撲部屋への入門を厳しく制限しているのでは、いったい何をしたいのか理解に苦しむ。
(2005/09/01)
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