Data #10:今場所の目玉商品
豊昇龍
夏場所後の6月にモンゴルに帰国。日本国籍取得の準備に入ることが分かった。6月22日、第74代横綱豊昇龍の昇進披露パーティーが東京・芝のザ・プリンスパークタワー東京で開かれた。
大の里 [新横綱]
4度目の優勝と2場所連続幕内最高優勝で第75代日本出身横綱誕生。年6場所制となった1958年以降初土俵から所要13場所で横綱昇進は昭和以降最速。初土俵から負け越しなしの昇進は1958年以降始めて。大関では2012年初場所以来。2場所連続優勝は2021年九州場所以来21場所ぶり。夏場所後は昇進伝達式や東京・明治神宮での奉納土俵入りなど昇進に伴う行事、引退相撲や断髪式への参加など多忙な日々が続く。6月29日、故郷の石川県津幡町で横綱昇進祝賀パレード。石川県の県民栄誉賞や町民栄誉賞が贈呈。大関は東西で欠くことができないため「横綱大関」と記される。
琴櫻
琴桜が13日、千葉・松戸市の部屋で、十両・琴栄峰らを相手に8番相撲を取った。本格的に相撲を取るのは、この日が夏場所後では初めてだといい、それまでの約2週間は四股やすり足などの基礎に時間を割いてきた。「土俵の外や稽古後に立ち合いの動きは確認しているが、稽古中に相撲を取るのは久しぶりだった。(基礎については)原点が一番良いと思って、数も大事だが、数だけではない部分もある。自分の感覚をつかみながらやっている」と語った。
大栄翔
27日、埼玉・所沢市にあるベルーナドームで行われたプロ野球・西武ー日本ハム戦でのセレモニアルピッチに臨んだ。名古屋場所では大関取りの足固めを目指す。「やるからには優勝を目指して頑張りたい。(セレモニアルピッチのワンバウンドは)バッターボックスの白いところだったと思うので、土はついていないと思う。相撲でも土がつかないように」と意気込んだ。
若隆景
2023年春場所以来、14場所ぶりの関脇復帰。関脇経験者が幕下以下に番付を下げた後、関脇に戻るのは琴風、照ノ富士に続いて史上3人目。
欧勝馬[新小結]
元大関琴欧洲の鳴戸親方が2017年4月に部屋を創設して初の三役力士誕生となった。モンゴル出身では15人目。日体大出身では7人目。
高安
夏場所、小結(東)で6勝ながら翌場所も小結(西)を務めるのは、1場所15日制が定着した1949年(昭24)夏場所以降では初。
安青錦
新入幕から2場所連続で11勝を挙げ自己最高位の場所。
阿武剋
5月1日、元小結阿武咲の引退断髪披露宴が東京・両国国技館で行われ、その中で、弟弟子の阿武剋が「髪結い実演」で大銀杏を初披露。
伯桜鵬
夏場所8勝7敗の伯桜鵬は、自己最高位を更新。
草野 [新入幕]
十両2場所連続優勝し所要7場所での新入幕。昨年夏場所で初土俵を踏んでから名古屋場所が8場所目。今まで負け越しがない。6月30日、伊勢ケ浜部屋宿舎で新入幕会見を開き、マゲ姿を初披露。
藤ノ川 [新入幕]
新入幕の若碇改め藤ノ川は「自分で6代目。代々幕内以上の力士で、由緒ある、伝統のある名前で、ありがたいという気持ちです」と表情を引き締めた。明治初期から受け継がれる、伊勢ノ海部屋伝統のしこ名「藤ノ川」が復活した。20歳は、21歳の伯桜鵬を抜いて幕内最年少。
英乃海 [返り入幕]
2022年初場所以来、3年半ぶりの幕内復帰。弟の翔猿とともに、再び兄弟幕内復活。
御嶽海 [返り入幕]
1場所での返り入幕。6月28日までの3日間、地元・木曽町での合宿に臨んだ御嶽海は「勝ち越しを目標にしたい」と力を込めた。「番付よりもまず相撲の内容が大事。自分の相撲を取ってファンの皆さんのためにも頑張りたい」と決意を語った。
琴栄峰 [新入幕]
所要21場所での新入幕。前頭15枚目の琴勝峰が兄で、史上13組目の兄弟幕内となる。