大関来傳" | ||
佐賀ノ花 勝巳(さがのはな かつみ) | ||
現役時代は師匠玉錦直伝の勝負度胸と、立ち合いの呼吸のうまさ、出足速の寄り身が鋭かった。戦時下、旧両国国技館最後の場所となった昭和19年春場所、小結で13勝2敗で優勝、同年夏場所後、大関に昇進。26年春場所までの8年間15場所にわたり大関を務めた。その後、二所ノ関(元玉ノ海)が廃業したため年寄と二枚鑑札で土俵に上がった。精魂込めて横綱大鵬を育てたことは有名だが、その大鵬の四股名は「荘子」から取っており、漢書に精通している読書家らしいといえる。 | ||
イメージ画像 | 本名 | 北村勝巳 |
生年月日 | 大正6年12月5日 | |
出身地 | 佐賀県佐賀市 | |
身長・体重 | 170cm、128kg | |
所属部屋 | 二所ノ関 | |
初土俵 | 昭和9年5月 | |
新入幕 | 昭和14年5月 | |
最終場所 | 昭和27年1月 | |
大関昇進 | ||
幕内成績 | 200勝160敗1分30休 | |
幕内勝率 | 55.6% | |
優勝回数 | 1回 | |
年寄名 | 二所ノ関 | |
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