| 綱の系譜 | ||
| 第31代横綱:常ノ花 寛一 | ||
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常陸山の薫陶を受け、勝率・優勝回数ともに優れた横綱だった。とはいえ、当時の東西制にあっては、相手方が低レベルだったことは否定できない。10回目の優勝を飾った翌場所で、3敗目を喫したときにいさぎよく引退している。 取締を務めていたときに『天竜事件』を、理事長のときに戦後の混乱期を乗り切って蔵前国技館を建設。安芸ノ海と千代の山の2人を横綱に育てあげ、「近代力士生活物語」などの著書もある。勲三等瑞宝章を受け、協会葬で送られた。 |
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Tsunenohana
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本名 | 山野辺 寛市 |
| 生年月日 | 明治29年11月23日 | |
| 出身地 | 岡山県岡山市西中山下 | |
| 身長・体重 | 177cm、117kg | |
| 所属部屋 | 出羽海 | |
| 初土俵 | 明治43年1月 | |
| 新入幕 | 大正6年5月 | |
| 横綱昇進 | 大正13年5月 | |
| 最終場所 | 昭和5年5月 | |
| 幕内勝率 | 79.2% | |
| 横綱勝率 | 80.9% | |
| 優勝回数 | 10回 | |
| 年寄名 | 藤島→出羽海 | |
| 没年月日 | 昭和35年11月28日 | |
| 享年 | 64才 | |
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