| 綱の系譜 | ||
| 第6代横綱:阿武松 緑之助 | ||
|
小野川の引退後30年ものあいだ横綱不在という時代があった。この空白を埋めたのが阿武松(おうのまつ)である。稲妻と共に東西の大関に並び、2人とも横綱に昇進し、寛政の黄金時代に次ぐ相撲人気を博した。 「藤岡屋日記」によると、長州藩が横綱を八百両で買ったことが記載されている。勝率は高いのだが、引き分けも多く「待った」が多いことでも有名である。入門のいきさつについては、講談や浪曲、落語などで人情噺として語り伝えられている。 |
||
Ohnomatsu
|
本名 | 佐々木 常吉 |
| 生年月日 | 寛政3年 | |
| 出身地 | 石川県鳳至郡能都町七見 | |
| 身長・体重 | 173cm、135kg | |
| 所属部屋 | 武隈→錣山 | |
| 初土俵 | 文化11年11月 | |
| 新入幕 | 文政5年10月 | |
| 横綱昇進 | 文政11年3月 | |
| 最終場所 | 天保6年10月 | |
| 幕内勝率 | 81.9%9 | |
| 横綱勝率 | 83.0% | |
| 優勝回数 | 5回 | |
| 年寄名 | 阿武松 | |
| 没年月日 | 嘉永4年12月29日 | |
| 享年 | 61才 | |
| 綱の系譜メニューへ戻る | ||